子どものころから歯科医院に通う価値

健康を育てる歯科医療

いくつになっても美味しくご飯を食べる、すてきな笑顔でお話をする…。高齢になっても入れ歯に頼らない、健康なお口でいられるためのポイントは0歳から20歳までの過ごし方にあります。

上のお口の写真は、小さいころから歯科医院に通院し、20 歳でむし歯ゼロを達成した患者さんの写真です。このように健康できれいなお口であることは、何ものにも代えられない宝物をもっていることといえるでしょう。

一生のうちで変化の最も大きい時期に適切な治療と管理を

0 歳から20 歳までは、むし歯や歯肉炎のリスクが高いだけではなく、乳歯から永久歯への生え変わり、歯列の変化、骨格の成長など、一生のうちで変化の最も大きな時期です。

このような難しい時期を、きめ細やかに長期にわたり対応することによって、もし問題が生じた場合でも、適切な時期に対処することで、できるだけ、将来に大きな問題を残さないようにすることができます。

未来を担うお子さまの健康なお口を守り育て、一生に渡り健康でいられるための基盤をつくる歯科医療を私たちは提案します。

だ液検査について

お口の中のコンディションがだ液検査でわかります

だ液検査について

治療やメインテナンスは歯科医院の役割ですが、治療後の歯とお口の健康を守っていくためには、患者さん自身のセルフケアが欠かせません。

当院では一人ひとりのお口のコンディションに合わせて、普段の食事習慣やオーラルケアに関するアドバイスを行っています。私たちと一緒に「歯とお口の健康」を考えていきましょう。

だ液検査について だ液検査について だ液検査について

だ液検査でお口の状態がわかる!

だ液検査について
1.むし歯菌
むし歯が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。
2.酸性度
だ液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことがしられています。
3.緩衝能(かんしょうのう)
だ液には、むし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。
4.白血球
歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用によりだ液中の白血球が増加することが知られています。
5.タンパク質
口腔内細菌や、歯と歯ぐきの間にあるバイオフィルム(プラーク)の影響により、だ液中のタンパク質が多くなることが知られています。
6.アンモニア
口腔内の細菌総数が多いと、だ液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。

※だ液に含まれるさまざまな成分はお口の健康状態を反映していますが、その測定結果によって直ちに病気の有無等が診断できるものではありません。

「ライオン株式会社 だ液検査資料引用」

だ液のはたらき

だ液はただの水ではなく、むし歯や歯周病を予防する上で必要不可欠な成分が含まれています。以下に、予防歯科に関するだ液のはたらきの一部をご紹介いたします。

1.口腔内を清潔に保つ

だ液には、口の中を洗い流すはたらきがあります。ですから、だ液の分泌量が少なくなってしまうと、口の中が汚れやすくなり、むし歯や歯周病になったり、口臭が出たりしやすくなります。

2.口腔内のpHを一定に保つ

だ液には口の中のpHを中性に保とうとするはたらきがあります。飲食後は特に口の中が酸性に傾きます。この酸性の状態が長く続くと、歯が溶けてむし歯になりやすくなりますが、だ液のはたらきによって、口の中を中性に戻すことで、歯が溶けてむし歯になるのを防ぎます。ですから、中性に戻そうとするはたらきが弱いだ液を持った人はむし歯になるリスクが高くなります。

3.酸によって溶けた歯を修復します

むし歯菌が出した酸によって歯の表面のカルシウムやミネラルが溶け出し(脱灰)ますが、だ液にはカルシウムやミネラルを歯に補充し、修復するはたらきがあります。これを再石灰化作用といいます。

規則正しい食生活でむし歯予防

上記でも説明しましたが、飲食後は特に口の中が酸性に傾きます。ですから、間食をよくする方は要注意です。飲食の回数に比例して歯の表面が溶けだしていきます。
規則正しい食生活と食後の歯磨きで、再石灰化のはたらきを高め、むし歯を予防しましょう。

ステファン曲線

定期的な健診がむし歯・歯周病を予防します

毎日の歯磨きがむし歯を予防する最良の手段ですが、全ての人が完全な歯磨きができるわけではありません。
磨き残しがどうしてもでき、そこからむし歯になることもあります。また、毎日の歯磨きだけでは歯周病を防ぐことができません。
歯周病予防には医院での歯石除去が有効です。

来院されるペースは患者さんによって違いますが、3~4か月に1回が目安になります。
毎日の歯磨きと医院での定期的な健診により、生涯ご自分の歯を保つ事が可能になります。

登戸こども&おとな歯科の小児歯科治療の特徴としましては、可能な限りコンポッジトレジンという歯の色に近い材料を使うことと、治療時にラバーダムという器具を使用することにあります。
ラバーダムとは治療する歯のみラバーシートの小さな穴に通し、治療する歯が口の中の唾に触れないようにするための道具です。
治療する歯が唾に触れてしまうと、コンポジットレジンの付きが悪くなりさらに唾の細菌がむし歯の再発を起こさせる場合があります。
またお子様が暴れたりした場合、歯科用切削器具が口や舌に触れたりして、切ってしまう場合がありますが、ラバーダムがあるとラバーシートに先に当たるため切る危険が少なくなります。
また舌を突き出した場合もシートに当たるため切れる危険性は極めて小さくなります。

ラバーダム

歯は骨と筋肉(頬や舌)で囲まれています。その筋肉がバランスよく機能していないと、装置で治療しても悪い歯ならびに戻ってしまいます。
正しいかみ合わせの機能を得るためには、悪い癖を治すことやトレーニングが必要です。

歯並びが乱れる癖や習慣

子どもの身体は成長段階にあるため、柔軟で比較的小さな負荷でも歯並びやかみ合わせに悪影響を与えてしまいます。こうした悪影響を招く原因として、以下のものが挙げられます。

指しゃぶり

指しゃぶりは、指で上下のかみ合わせを悪くする状態になるほか、上の前歯を裏から押し続けることになるため、開咬や上顎前突を引き起こしやすくなります。

爪や唇をかむ

爪や唇をかむ癖は、歯や歯ぐきに大きな負担になります。不自然な顎の動きが習慣化して、顎関節に悪影響を及ぼします。

口呼吸

慢性的な鼻炎などで鼻がつまり口呼吸が習慣化すると、常に口が開いた状態になり、顔面の筋肉や骨格、かみ合わせに悪影響を及ぼします。

舌で歯を押す

常に舌で前歯を押し出したり、食べ物を飲み込むときに舌を出したりする癖を舌癖と言います。舌癖は前歯の歯並びに悪影響を及ぼします。

片側だけでかむ

食べ物をかむ歯が片方に偏っていると、顔の歪みや変形を引き起こすことがあります。

頬杖をつく

頬杖は、人間の身体の中でも最も重い頭部を顎で支える行為。重みが一点に集中することで、顎が変形してしまうことがあります。

*引用:日本口腔筋機能療法学会HPより

癖の改善も重要

小さなお子さんは、指しゃぶりなど生活の中での癖が、知らず知らず咬み合わせに影響を及ぼすこともあります。こういった癖の指摘や改善も子供の矯正の大事なポイントです。

T4K・マイオブレース矯正

マイオブレース

「マイオブレース」こども歯ならび矯正法とは?

myobraceは、口腔筋の訓練(筋機能効果)を目的としています。これにより歯とアゴの位置を改善します。口呼吸や異常な飲み込み、舌の突出した筋機能を治療せずに放って置くと、正しい顔の発育と正常な歯列の発達の妨げとなります。現在の成長の過程で歯列が改善されたら、いったん治療は終了ですが大人の歯がある程度生えそろう中学1年くらいまで装着したほうが良いでしょう。
通院回数は、マウスピースに慣れてしまえば3ヶ月に1度程度の通院でOKです。

マウスピース式なのでお子さんも嫌がりません

固定式の装置は、患者さんによって痛みがでると言われていますが、取り外すことのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われており、痛みがあれば自分で口の中から外すことができます。また、学校に行くときは家に置いていくので、見た目が気にならず、歯磨きの邪魔にならないことも安心です。

お子さんのこんな事で悩んでいませんか?

  • 歯ならび
  • 口呼吸
  • かみ合わせ
  • お口ポカン

「マイオブレース」は、取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。

こんな治療効果が期待できます

  1. 歯ならびの改善
  2. 受け口や出っ歯の改善
  3. 咬み合わせの改善
  4. 口呼吸を鼻呼吸へ
  5. お口ポカンの改善
  6. 発音や飲み込みかたの改善

マイオブレースは「咬みあわせ」と「歯ならび」を改善すると同時に、機能的な側面「口呼吸から鼻呼吸へ」を非常に重要と考えています。マイオブレースを使って行う独特な機能的トレーニング法は、この「口呼吸から鼻呼吸へ」の改善を促します。 この改善がお子さんの歯ならびだけでなく成長・発育にもとても大切だと考えています。

いろいろなタイプの歯ならびを改善できます

マイオブレースの使い方

ご自宅での使い方

日中:
できるだけ長い時間装置を入れて過ごします。このとき、基本はお口を閉じるようにしますが、もちろんおしゃべりをしても問題ありません。
就寝時:
装置を入れたまま、お休みください。

トレーニングを併用することでさらに治療効果が高まります

  • 舌・口元のトレーニング
  • 発音のトレーニング
  • 水を飲み込むトレーニング

7つのメリット

  1. 歯を抜くなどの負担がお子様にかからない
  2. 矯正期間中の痛みや煩わしさからお子様が解放される
  3. ブラケット矯正治療と比べて経済的です。
  4. 自宅での装着トレーニングのため矯正していることが人に知られない
  5. 口呼吸や唇をかむ癖を直すことができる
  6. 装置は取り外し式なのでお口のメンテナンスが簡単にできる
  7. 装置が簡単で携帯できる

デメリット

  1. ご自宅でのトレーニングが必要のため、怠ると歯並びはよくなりません。1日2分のトレーニングと夜必ず寝る時の装着が必ず必要
  2. 子供が装置を入れていないと治療が進みません。子供だけにお任せできないのでご家族の協力が必要不可欠
  3. 必ずしもすべての方に適用するとも限りませんので、先生との相談が必要
  4. 小児矯正を行っても、大人になってから再度矯正が必要になることがある
  5. 場合によっては拡大装置が必要になる場合もある

非抜歯矯正(歯を抜かない矯正歯科)

永久歯を抜かずに矯正治療をするには乳歯が残っているうちがベストです。(5~10歳)

ご両親へ

当院では、たとえ低学年のお子さんであっても、本人が希望しない限り治療を行いません。お子さんにもできるだけわかりやすく説明し、自分がどのような状況にあるかを理解していただく努力をいたします。
お子さんの将来のためにも、不具合に少しでも気付かれた場合は、遠慮なくご相談ください。