予防歯科

目標
  • むし歯のない健康な口腔を持つ子どもたちの割合を川崎一にすること
  • 5歳児におけるむし歯率10%以下を実現すること
  • 12歳児におけるむし歯率10%以下を実現すること
  • 成人したらきれいな歯列と白い歯で毎日生活できること
  • 高齢者になっても自分の歯で食事をできること

登戸こども&おとな歯科の考える予防歯科

登戸こども&おとな歯科の医療の土台には、「予防歯科」という確固たる理念があります。
予防歯科は、単なる処置のひとつではなく、すべての診療の「質」を支える基盤です。

たとえば――

  • 小児歯科では健康な永久歯と歯列を整え、生涯維持していきための土台となります。
  • インプラント治療では、歯周組織の健康を維持できなければ長期的な安定は望めません。
  • 審美歯科も、見た目だけではなく、機能と健康のバランスがとれてこそ意味があります。
  • 歯科矯正では、移動させた歯の位置を安定させるには、むし歯・歯周病リスクの管理が不可欠です。
  • 修復治療でも、繰り返しの再治療を防ぐには予防が不可欠です。


このように、予防歯科はあらゆる診療の「質」を左右する“ベース”であり、患者さんの人生に寄り添う医療の姿勢そのものです。

私たちは「治す」から「守る」医療へ。
10年後、20年後も健康なお口で過ごしていただくために、登戸こども&おとな歯科は科学的根拠に基づいたメンテナンスとホームケア支援を軸とした予防医療を提供しています。


歯のクリーニングとメンテナンスの違い、ご存じですか?

「歯のクリーニング=歯の健康管理」と思われがちですが、実はそれだけでは不十分です。
クリーニングは、歯石や着色を取り除く「見た目を整える」処置が主な目的で、短時間で終了します。 一方、メンテナンスは、むし歯や歯周病の再発を防ぐために行う、科学的根拠に基づいた「予防医療」です。

登戸こども&おとな歯科では、患者さん一人ひとりのリスクに応じて、歯科衛生士が担当する「メンテナンス」を提供しています。

歯科検診だけでは健康は守れません

年に一度の検診だけでは、歯とお口の健康を守ることはできません。 治療が終わったからといって安心してしまうと、バイオフィルム(細菌の膜)による再発リスクが高まります。

登戸こども&おとな歯科では、以下のような内容を含む定期メンテナンスを通じて、患者さんの健康維持をサポートしています。

  • バイオフィルムの除去(プロフェッショナルケア)
  • むし歯・歯周病リスクの評価(検査・記録)
  • ホームケアの確認とアドバイス
  • 必要に応じた生活習慣への支援



予防歯科の基本は「ホームケア」です

予防歯科で最も重要なのは、毎日のセルフケアです。
歯科医院でのメンテナンスは年に3〜4回程度(=年間3日)、残りの362日は自宅でのケアに委ねられているのが現実です。

だからこそ、登戸こども&おとな歯科では、

  • 正しいブラッシングの指導
  • 歯間ブラシ・フロスの使い方
  • フッ素入り歯磨き剤の奨励
  • 食習慣・生活習慣の見直し


など、患者さんの毎日に寄り添う支援を大切にしています。

メンテナンスの頻度はどのくらい?

メンテナンスは「年1回」では足りません。
日本歯周病学会、イギリスNICE、スウェーデンなどのガイドラインでは、3〜6ヶ月に1回の間隔が推奨されています。

特に、歯周病の既往がある方やセルフケアが不十分な方には、4ヶ月ごとのメンテナンスが推奨されます。


規則正しい食生活でむし歯予防

食事をすると、口の中は一時的に「酸性」に傾き、歯の表面が溶けやすい状態になります。特に間食の回数が多いと、口の中が酸性の状態に長くとどまり、むし歯のリスクが高まります。
これは「ステファン曲線」というグラフでも示されており、飲食をするたびに口腔内のpHが下がり、再び中性に戻るまでに時間がかかることがわかっています。

そのため、むし歯予防には以下の習慣が効果的です:

  • 食事や間食の回数をできるだけ決まった時間にする
  • だらだら食べを避ける
  • 食後には歯みがきやうがいを行い、口の中を清潔に保つ


こうした習慣により、唾液による「再石灰化」の働きを促進し、歯を健康に保つことができます。

ステファン曲線

日本とスウェーデンの“歯の寿命”の違い


定期メンテナンスの有無が、歯の寿命を大きく左右します。
30〜50歳の30年間で失う歯の本数は…

  • 日本人:約9本
  • スウェーデン人:約0.7〜0.9本

スウェーデンでは国民の約9割が定期メンテナンスを受けており、予防歯科の文化が確立されているのです。

「レストレーションサイクル」から抜け出すには

一度治療した歯は、時間とともに再治療が必要になります。
このレストレーションサイクル(修復の繰り返し)によって歯は徐々に削られ、最終的には失うこともあります。

この悪循環を断ち切る唯一の方法が、治療を繰り返さない=予防です。


むし歯も歯周病も「生活習慣病」です

だからこそ、予防には“継続”と“対話”が欠かせません。

むし歯や歯周病は、日々の食習慣や歯みがきのクセ、ストレスのかかり方など、 「生活そのもの」が大きく影響する病気です。

だから私たちは、定期メンテナンスの時間を、ただのクリーニングだけで終わらせません。

歯科衛生士が、

  • 毎日のブラッシングの見直し
  • フロスや歯間ブラシの使い方
  • 甘い物の摂り方や食事時間のクセ


などについて、一人ひとりに合わせた具体的なアドバイスを行います。

それは、あなたの生活に寄り添い、10年後・20年後も自分の歯で食べられる毎日を守るため。歯科医療は、治すものから“支えるもの”へと変わっています。

生活習慣病であるからこそ、生活を支える「予防歯科」が大切なのです。

むし歯予防

カリオロジーでむし歯予防

カリオロジーとは、むし歯の実体をきちんと把握してコントロールするという学問です。
カリオロジーの中では、しっかりした予防を行い、治療においても、むし歯ができた場合削る量を最小限におさえ、再石灰化をうながします。
削る量を最小限におさえると、キーンとしたイヤな歯を削るドリルもほとんど使わなくて済みます。

PMTC

プロのクリーニングを受けたことはありますか?

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)というのは、歯科医や専門の歯科衛生士などが行うお口の清掃プログラムのことです。
歯や歯肉の清掃を専門の器具を使って丁寧に行いますから、予防効果が高いだけでなく、とても気持ちがいいものです。痛みなどはまったくありません。

PMTCの流れ

体験してみよう プロによる歯みがき

1.歯や歯肉の状態をチェック
歯垢や歯石の付き具合、歯ぐきの状態などをチェックします。その方の状態にあった道具や研磨粒子などを選びます。染め出しなども場合に応じて行ないます。

PMTCの流れ

2.歯と歯の間をきれいに
当歯科クリニックでは、まずクイックジェットクリーナーを使用してステイン、歯垢、たばこのヤニなどを除去します。通常の方法で行うより約半分以下の時間で綺麗にクリーニングする事が出来ます。研磨剤と円錐形のゴムチップで歯と歯のあいだを磨いていきます。
歯肉のマッサージ効果も期待できます。

PMTCの流れ

3.歯と歯肉の間、歯の表面をきれいに
歯の表面のでこぼこをなくすため、ゴムのカップ状の器具で磨きます。
研磨剤は、粒子の粗いものから使い細かくしていきます。

PMTCの流れ

4.研磨剤の洗浄、フッ素ジェルの塗布
研磨剤を落とした後、知覚過敏やむし歯予防のためにフッ素を塗ります。

PMTCの流れ

もちろん!プラークコントロール(歯の汚れの除去)にはセルフケアも必要

ご自身による歯磨きは何といってもプラークコントロールの基本です。
歯の健康を維持するためには、歯磨き(セルフケア)とPMTC(プロのケア)とがうまくバランスがとれていることが大切です。
ご自分で磨けるところは、頑張って磨きましょう。歯磨きの方法などについてはご指導します。ご不明な点はお気軽におたずねください。

定期的にクリーニングしよう

美しい口元や健康な歯を維持するには、定期的なクリーニングが必要です。
むし歯や歯周病を予防するポイントは、プラークの増殖を抑制し、歯や歯肉に悪影響を及ぼさないようにいつもコントロールすることです。
ご自分ではどうしても落とせない汚れを、私たち専門家が定期的にクリーニングします。
頑固な汚れが付着するまでの期間は人によってさまざまです。あなたに合ったリコール間隔を守り、お口の健康を守りましょう。

プラークコントロール

プラークコントロールは、歯に付着したプラーク(歯垢)の量を減らすことです。
プラーク中の細菌が産生する「酸」や「毒素」がむし歯や歯周病の主な原因となるため、プラークコントロールをしっかりと行って細菌の数を減らせば、むし歯や歯周病を予防・改善させることができます。


実際に予防メンテナンスを受けた患者さんの声

むし歯になる度に削られて将来は入れ歯になるしかないと思っていた

私はちゃんと歯磨きをしてもむし歯になりやすかったので、今までに何度も歯医者さんへ通って治してもらっていました。でも痛い思いをして削る度に「将来は総入れ歯かな…」って半分諦めていたんです。
歯医者さんを変えても結局はむし歯になると削って治すしかないので、年齢を重ねるたびに自分の歯が少なくなり詰め物が多くなってきていたんです。

最初は何をするのかわからなくて億劫だった

最初は何をするのかわからなくて億劫だった

でも院長先生に、「むし歯は治すものではなくて予防する事が一番なんですよ」
と教えていただいて興味はあったのですが痛くもないのに歯医者さんに行くのはちょっと億劫だったんです。
それに歯磨きをちゃんとしていたのにむし歯になってしまっていたので、何をするかもわからなかったし効果もあまりないかもしれないと思っていました。

今では家族そろって気持ちよくむし歯予防が出来ています

最初は何をするのかわからなくて億劫だった

そんな時に院長先生が
「予防メンテナンスは削って治す事よりもずっと気持ちよくてむし歯や歯周病にもかかりずらいんですよ」
とわかりやすくグラフや私の口の中の写真を見せてくれて丁寧に説明してくれたんです。
それで思い切って定期メンテナンスをお願いしてみたら「これが治療なの?」と思うくらい気持ちよくて今では家族全員で予防メンテナンスに通っています。

口の中が気持ちよくて次の治療日が楽しみになっています

予防メンテナンスでは、歯石をとってもらったり、綺麗に歯を磨いてもらったり歯の間まで綺麗に掃除してもらったので、歯の表面がツルツルになってまるでエステに行ったような気持になりました。
今まで歯医者さんと言えば痛くて辛い思いでしかなかったのですがとても気持ちよくて次の治療日が楽しみです。

むし歯治療をしていたころと比べて医療費が安くなりました

よくむし歯にかかっていたころと比べて定期的にメンテナンスへ通うようになって実は治療費が安くなっていた事に気がつきました。
最初は「悪くなっていないのに…」と思っていたのですがこうやってむし歯を予防する事で必要以上の医療費を抑える事が出来るんですね。

子供の健康を将来も見据えて考えてくれる院長さん

最初は何をするのかわからなくて億劫だった

治療の合間に、院長先生から
「お子さんは今から定期メンテナンスを行っていれば、今むし歯にならないだけでなく生涯にわたって自分の歯を失ってしまう可能性が非常に低くなるんですよ。
お子さんへの健康意識の向上という教育面でも大きなプラスになるので一生涯の健康を今の時期からみんなで考えましょう」
と言っていただいて、とてもうれしかった事を覚えています。
今では子供にとって歯医者さんは「楽しくて気持ちのいい場所」として治療日を楽しみにしているくらいです。

これから予防メンテナンスをしようという方へ

予防メンテナンスは歯医者さんを「歯が痛くなたら削って治すところ」という痛くて辛いイメージだった私を「お口の中を気持ちよくして自分の歯を守るところ」という場所に変えてくれました。
歯医者さんが痛くて怖かった人や、私のように自分の歯が無くなっていく事に不安がある人にはオススメです。

予防歯科リーフレット

医院内で予防歯科のリーフレットをお配りしています。
※画面をクリックするとPDFが開きます。

1.予防歯科って何?

2.8020運動

3.8020運動
達成した方とそうでない方

4.歯を残せる可能性が高い方は?

5.予防型と治療型

6.定期的にメンテナンス